オウンドメディアの企画・運営やスペース運営が好きな会社、株式会社Ponnufです。


koto

2016/01/15

千葉の田舎で都会暮らし。「金谷」移住で実現できる贅沢な生き方

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こんにちは。Ponnufの山口です。Ponnufのオフィスは千葉の田舎「金谷」にあります。
「千葉って別に田舎じゃないでしょ」と都心にいると思う人もいると思うのですが(自分も大して田舎ではないだろう、と思っていました)そこそこ田舎です。

・電車は1時間に1本
・夜やっているお店はほとんどない(スーパーは19時に閉まる)
・訛りが存在する
・町の人は比較的みんな顔見知り
・自然に囲まれている

といったところで、もっと田舎な場所は日本中どこでもありますが、分類的には金谷も田舎に入るのかな、と思っています。

「なんで金谷にいるのか?」という経緯は別の機会に語るとして、今回は金谷に住む魅力を伝えたいと思います。地方移住に興味ある人はもちろん、都会暮らしがいいと考えている人にも「意外と田舎も悪くないかも」と思ってもらえると嬉しいです。

とにかく家賃が安くて、家が広い

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田舎ということもあり、家賃がとても安く、家が広いです。

上の写真は今住んでいる家の2階になるのですが、
・1階と2階合わせて8畳の部屋が2つ
・風呂/トイレ/キッチンなどちろんあり
・収納スペースがやたら多い
という物件なのですが、家賃はたったの【3万円】です。

敷金、礼金などの初期費用もなし、冷蔵庫やタンスなどの最低限の家具も付いていたので、特に新しく購入することもなく、手間なく住み始めることができました。
都内でこの広さの家を借りようとすると、10万円以上はかかってしまうのかな、と思います。

この物件だけがいい、というわけではなく、もっと良い物件は他にもあって引っ越したいほど。難点としては、大家さんと直接契約する形でトラブルなど自分自身で対応する必要があるのと、物件数は少なく信頼がないと借りることが難しい、ことです。

都心にいると家賃が収入の3分の1、場合によっては半分を占めるようなこともあるかと思うのですが、毎月出る支出でそこまでお金をかけるって中々お金をかけているな、と思うんです。
毎日いる家だからこそお金をかけたい人もいますが、金谷であれば都心の半額以上の金額で実現できるはずです。

都内と適度な距離感がある

とはいえ、都内で会社員として勤務している、としたら正直厳しいです。
金谷から東京駅まで約2時間。特急電車に乗る、車で通う、など工夫をしても1時間半弱になります。

無理ではないですが、東京寄りではなく渋谷勤務、早朝や深夜に働くこともある、となると、物理的に難しいでしょう。

ですが、下記の条件だとなんとかいけます。

・千葉勤務
・通勤自体は週2~3日
・場所関係なくできる仕事(フリーランスなど)

同じ千葉であれば通勤時間はやや長いですが、とはいえ満員電車ではないですし、1時間程度の通勤時間は許容範囲内かと。また、アルバイトやパートなど、通勤自体が週2~3日であれば気にせずいけるんじゃないかな、と思っています。

最後に、自分自身もそうだったのですが、場所関係なくできる仕事だと都内に出る必要がないため気にせず住むことができます。むしろ法人化して株式会社となった今でも問題なく住むことができています。

都心と遠いことは不便な点もありますが、無駄に人と会うことやアポが入ることを減らすことができ、メリハリを付けることができます。
仕事より環境を選びたい、場所に関係なく仕事をしている、といった人には田舎おすすめです。

「町おこし」により面白い人が集まる場

金谷だからこその強みとして、「町おこし」を行っていることです。
町おこしが始まったのは5年以上前の話で、いつ誰から始まったか、も分からないのですが、今はコミュニティスペース「まるも」が中心となって地域活性に取り組んでいます。

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まるもの主な事業はスペース運営で、コワーキングスペースの運営、スペース貸し出しを中心に行っています。
短期間の開発合宿の場所としてスペース貸出もしているので、田舎で開発合宿したい企業のかたはぜひ問い合わせてみてください。
『合宿プラン|都内近郊での開発合宿や経営合宿におすすめ!』

まるもは地域活性が主な事業ではないのですが、まるもが出来る前にはKANAYA BASEという団体もあり、その活動によって都心からも地方からも人が来て、たくさんの人が金谷に来ていました。集まる人もユニークな人が多く、週末には飲み会やイベントが大抵あって、田舎だからと言って飽きません。

KANAYA BASEができる前から行われている町おこしのおかげで、今では美味しいピザ屋、お洒落なゲストハウスなどもあり、田舎にしてはやや豪華なコンテンツもあります。

田舎の良さも都会の良さも両立できる

自分自身は田舎に興味など全くなく、絶対に都会のほうがいい、と思っていましたが、田舎でも都会暮らし、のようなことは出来て、田舎と都会の両方をバランス良く味わえているな、と思っています。

正直、会社としてやっていくにあたって、やはり田舎であることの限界や厳しさもあるのですが、会社の利益を最大限追求するのではなく、メンバー全員の幸せを最大限追求することを考えると、金谷での暮らしや働き方は悪くないんじゃないか、と思っている次第です。

ということで、金谷に移住して働きたい、と思った人はぜひPonnufへどうぞ。