CCラボ2期:福岡のコワーキングスペースを2日間で7箇所回るツアーを行いました!
こんにちは、CCラボ運営スタッフのてぃむです!
2018年8/24(金)〜8/25(土)にCCラボで福岡コワーキングスペース巡りツアーを行ったので、その様子を紹介します。
グローバル創業・雇用創出特区である福岡市では、東京や世界からビジネスを立ち上げるためにやってくる人・企業が増えており、人口増加率No.1。それに伴いコワーキングスペースもどんどん増えています。
徒歩圏内に様々なコワーキングスペースがあり、今回のツアーで2日間で回った数はなんと7箇所。
しかし、近距離にたくさんのコワーキングスペースを作って、競合しないのでしょうか。
元7F(大宮にある、コワーキング業界で有名なコワーキングスペース)店長でCCラボ2期スペース開業コースのゲスト講師である山下陽子さんに、案内していただきました!
福岡のコワーキングスペースは競合しないの?7箇所を回る詰め詰めのスケジュール
今回のプログラムはこちら。
12:00 地下鉄空港線今宿駅集合
12:00〜 街歩き兼ランチタイム
13:30〜 SALT見学
14:30〜 ティータイム
15:00〜 天神へ移動
16:00〜 TENJIN COLOR見学
16:30〜 HOOD天神見学
17:00〜 DIAGONAL RUN FUKUOKA見学
18:00〜 宿チェックイン
18:30〜 夕食
19:30〜 ペチャクチャナイト福岡に参加
22:30〜 awabarで軽く乾杯
23:30 就寝
<2日目>
9:00 起床・各自朝ごはん
10:30〜 コワーキング勉強会開始
13:00〜 お昼ご飯
14:30〜 自由解散
15:00〜 fukuoka growth next(スタートアップカフェ)見学
17:00〜 The Company見学
体力が持つ限り、コワーキングスペースを回り続ける持久戦ツアー。
正直これでも、行けなかったところが多数あります。福岡…すごい…!
では、それぞれのコワーキングスペースの特徴を、ツアーの流れと共に見ていきましょう。
参加者のほとんどがコミュニティマネージャー!福岡ツアーの個性的なメンバー
まずは12:00に今宿駅に集合です。
平日開催ということもあり、残念ながら仕事が終わらず急遽参加できなくなってしまった方が続出。
今回の参加者は
●山下陽子さん
コワーキングスペース運営のプロ。
タネマキスタッフ(横浜)→7F店長(大宮)→ヨカラボ天神店長(福岡)を経験し、現在はSALT(福岡)とDIAGONAL RUN FUKUOKA(福岡)のコミュニティマネージャー。
業界で有名な7Fの店長を務めたことや、趣味で100箇所以上のコワーキングスペース・シェアオフィスを利用していることから多くの人々に知られ、コワーキングスペースの開業コンサルなども行なっている。
●奈良美緒さん(@naramio0512)
2017年4月より山梨県都留市の地域おこし協力隊に就任。古民家ゲストハウスあわの立ち上げ・運営をする傍ら、(株)Ponnufのスタッフも兼任しており、先月7月よりコワーキングコミュニティteracoをオープン。
CCラボ1期のゲスト講師でもあり、2期では運営スタッフをしてくれています。
●外狩大樹くん(@datogari)
2018年4月より奈良県大淀町の地域おこし協力隊に就任。主に情報発信や広報活動などを担当しているそう。
大淀町では初めての協力隊ということで、0からの挑戦も多い中、町に訪れる人、移住する人を増やすため日々奮闘中。
「大淀町に外の人と地域の人が集まる場づくりをする」という目標も持っており、ゲストハウスやコワーキングスペースの立ち上げを検討中です。
●私、てぃむ(@tamura_hungry)
(株)Ponnuf社員。千葉県いすみ市のコワーキングコミニュティhinodeのコミュニティマネージャー。
「地方のコワーキングスペースは、スペース運営だけでは稼げない」ということで、スペース運営と並行して地域のカタログギフトの制作やローカルビジネスの運営など、地域ビジネスの収益化にも挑戦中。CCラボの運営もやってます。
目標は、「地方で挑戦する人を増やすこと」。
の4名。少人数なので、自由度高め、外狩くんがやりたいことへのコミット度高めのツアースタートです!
大都会天神駅からわずか電車で21分の場所に位置する今宿駅。
のどかな雰囲気に癒されながら、最初の目的地「牧のうどん」を目指します。
麺にコシがなく、どんどん汁を吸って増えてしまうことから、食べても食べてもなくならないことで有名な「牧のうどん」。
うどんと一緒に出されるヤカンに入った汁を足しながら食べるのがお決まりです。
話しているとどんどん麺が増えてしまうので、自己紹介もそこそこに一同食べることに集中していました。
初めての食感で不思議な気持ちになりながらも、とても美味しかったです!
1.天神からわずか21分の楽園!海の前の「SALT」
お腹が満たされたら、早速1件目のコワーキングスペース、SALTを目指します。
山下さんがコミュニティマネージャーを務めているSALT。綺麗な海の前を歩いていると
ありました!海の目の前です。
こちらのビルの2階・3階がSALTなのだそう。
中に入ると、窓から見える一面の海に圧倒されます。
さらに、2階のテラス席では絶景を眺めながら海風を感じることができ、会員さんのランチスポットとして大人気なのだとか。
会員さんにSALTの良さを聞くと
「一瞬でリフレッシュができること」
と即答。皆さんメリハリをしっかりとつけ、集中して作業に取り組んでらっしゃいました。
また、以前はレストランだったというこのスペース。広々としたキッチンが印象的です。
運営会社:株式会社スマートデザインアソシエーション(福岡移住計画)
間取り:2階→コワーキングスペース、3階→シェアオフィス
スペースの特徴:元レストランの居抜き物件であるため、キッチンが広く椅子・テーブルがお洒落。
週1の手作りランチ会や夜の映画上映会、BBQなど交流イベントも盛んに行われている。
会員の特徴:福岡移住計画が運営していることもあり、7割くらいが移住者。ライターやカメラマンを始め、臨床心理士やYoutuber、映画会社など、スキルの高い様々な職種の人が集まっている。
シェアオフィススペースには東京から移住し、起業したスタートアップ企業なども在籍。
利用プランは以下のように。
・固定席(3F)月額30,000円(1名利用)/50,000円(同一法人でのデスクシェア)
・フリーアドレス席(2F)月額18,000円(1名利用)30,000円(同一法人でのデスクシェア)
・ホリデイ利用(2F)月額6,000円(土日祝日のみ利用可)
・ドロップイン利用(2F)1日2,000円(平日のみ10:00〜19:00。要予約)
※月額会員の場合は、その他入会費用などがかかります。
スタートアップ企業の多い福岡では、同一法人でデスクをシェアする企業が多いのだそう。
「オフィスを借りるほど余裕がないし、メンバーもいない」「外回りや打ち合わせが多く、メンバー全員が揃う時間は少ない」という駆け出しの企業にとって、とても嬉しいシステムです。
人の温かさも町の大きな魅力!イケてるカフェで一休み
とても暑かったこの日。SALTを後に、「冷たいものが食べたいですね。」と言いながら今宿の町を歩いていると
見つけてしまいました。
この日はお休みだったようですが、ジェラートだけなら出してくれるということで、とても気さくな店主さんがお店を開けてくれることに。
絶景を前に極上のジェラート。これ以上ないくらい贅沢な休憩タイムです。
「ここでビールなんて飲んだら最高ですよね!」と話していると…
…あ。飲んでました。
どうやって出してもらったんだろう…。
絶景・お洒落・美味しいジェラート・気さくで気前の良い店主さん。
素晴らしすぎるカフェですが「あんまり人が来ないのもこのカフェの良いところ」だそうなので、詳しいアクセスや営業時間は伏せておきます。
目印は、パン屋前のバス停。(バスは停まりません。)
SALTに行った際は、足を運んでみてください。
2.官民連携の事業企業家育成拠点!「TENJIN COLOR」
素敵カフェで体力を回復し、大都会天神へ移動します。
最初に向かったのは、天神明治通りビル。
なんとこのビル、西日本鉄道の持ちビルでレンタルオフィスとコワーキングスペースばかりが入っている、変わったビルなのです。
まずは2階のTENJIN COLORにお邪魔します。
黒板には有名ベンチャー企業の名前がズラリ。
「福岡から世界へ、世界から福岡へ」という言葉もあり、福岡の起業家さんたちの熱意が伝わってきます。
運営会社:九州最大規模のスタートアップコミュニティ「StartupGo!Go!」実行委員会(事務局:株式会社ディー・ブレイン九州)、西日本鉄道、日本政策金融公庫がパートナーシップを結んで運営
間取り:ワンフロア
スペースの特徴:「世界を目指すStartupを生み出す」「起業家が起業家を生む好循環を創り出す」という目標をかかげ、九州大手企業(西鉄)と金融機関が連携し、事業企業家育成プログラムを実施する拠点として運営。
月額会員のみ利用可能で、会員になるためには事業計画書の提出など、しっかりとした審査がある。
名だたるベンチャー企業のCEOやデジタルハリウッド福岡校・校長などがメンターを務めており、起業家たちを全力で支援している。
会員の特徴:無事入会審査をパスした人しかいないので、本気で事業に取り組んでいたり、高いスキルを持ったフリーランスの方がいたりと、コミュニティの質が非常に高い。人間性も優れた人が多いため、スペースの使い方について特にルールを設けなくてもトラブル等全くないそう。
料金プランは以下のように。
フリー席:月額12,000円
固定席:月額15,000円
商業登記:月額+5,000円
共益費:月2,000円
ロッカー使用料:月1,500円
※月額会員の場合は、その他入会費用などがかかります。
起業家が集まっているため、会員同士の交流で新たなビジネスが創出されることも期待できます。
3.アットホームで会員同士の仲が良い!「HOOD天神」
同じビルの下の階にあるのが、HOOD天神。
ワンフロアのカフェのような内装で、スペースに限りがあるため、席が近いのが特徴なのだとか。
そのため、会員同士の交流が盛んで、数ある福岡のコワーキングスペースの中でも会員さんからお土産や差し入れをいただくことが最も多いのだそう。
この日も、ランチ会があったようでカウンターにお昼ご飯が置いてありました。
会員さんが写ってしまうため、あまり内装写真を撮ることができなかったのですが、オレンジ色の落ち着いた光で、本棚の本も充実。
限られたスペースながらミーティングスペースが区切られていたり、ハンモックがあったりと、快適に作業を行うための工夫がなされていました。
運営会社:西日本鉄道×株式会社スマートデザインアソシエーション(福岡移住計画)。
間取り:ワンフロア
スペースの特徴:西鉄の持ちビルであるため、備品は西鉄の資産登録がされている。ビルの契約上、ドロップイン利用不可。
会員の特徴:月額会員のみで席が近いため、アットホームな雰囲気で会員同士の仲が良い。手作りの温かい雰囲気で、定期開催のランチ会も会員にとって大きな楽しみになっている。
料金プランは以下のように。
フリー席:月額15,000円
法人登記:15,000円(初回のみ)
専用ロッカーオプション:月額2,000円
※月額会員の場合は、その他入会費用などがかかります。
入居企業やパートナー企業も充実しており、無料で参加できるビジネスハック・ライフハックのイベントも充実していました。
4.親和銀行×福岡移住計画!「DIAGONAL RUN FUKUOKA」
天神明治通りビルから少し歩き、次の目的地DIAGONAL RUN FUKUOKAを目指します。
SALTと掛け持ちで、山下さんがコミュニティマネージャーを務めているコワーキングスペースです。
親和銀行と福岡移住計画がパートナーシップを結び運営しているDIAGONAL RUN FUKUOKAは親和銀行ビル内にあり、セキュリティばっちり。
銀行の造りを活かした珍しいデザインのコワーキングスペースです。
大人数のミーティングなどに使用できる真っ白な部屋があり
何故か札束が置いてありました。
みんな大興奮です。
少人数用のミーティングルームもしっかり完備。
山下さんにDIAGONAL RUN FUKUOKAポーズを習い、みんなで記念撮影しました。
意外と難しく、オネエっぽくならないよう、絶妙な角度調整が必要です。
運営会社:親和銀行×株式会社スマートデザインアソシエーション(福岡移住計画)。
間取り:ワンフロア
スペースの特徴:強固なセキュリティ、銀行ならではの内装。
会員の特徴:銀行と提携している影響もあってか、LGBT支援、障害者支援のNPO法人など、社会課題に真摯に向き合った団体の入会が多い。
料金プランはこちら。
フリー席:シングルプラン月額15,000円/マルチプラン(同一法人でのデスクシェア)月額20,000円
固定席:シングルプラン:月額23,000円/マルチプラン(同一法人でのデスクシェア)月額28,000円
スモールオフィス:月額90,000円
ドロップイン:1時間500円/1日1,500円
※月額会員の場合は、その他入会費用などがかかります。
また、ドリンク無料、会員のみロッカー無料など、嬉しいサービスも充実しています。
福岡の面白い人が集結!ペチャクチャナイト福岡
1日目のコワーキング巡りはここで終了。
宿(古門戸というお洒落な未完成HOSTEL&BARに宿泊しました)にチェックインし、荷物を置いて夕飯を食べてから、ペチャクチャナイト福岡に参加しました。
1スライド20秒で、1人20枚のスライドを使って登壇するこちらのイベント。
登壇者は10名おり、
●香春町地域おこし協力隊/手島順也さんによる、【田舎×遊び】視点での副業づくり
●福岡映画部/石渡 麻美さんによる、地域で共通の趣味を持つ人たちのコミュニティづくり
●Salon de Haremのコピーライター/手島裕司さんによる、不幸の連鎖と愛の三権分立
●無所属でDJ、トラックメイカー、司会、俳優、声優/掟ポルシェさんによる…なんだったんだろう…。
など、個性的な方ばかり。
みなさん、自分の「好き」や「疑問」を本気で追求しており、真面目すぎず、でも真剣に面白いプレゼンをしてくださりました。
地域コミュニティの質が非常に高く、福岡へ移住する人が多い理由がここにもあるようです。
2日目は、山下さんによるコワーキングスペースの勉強会からスタート!
さて、やっと2日目です。
各自朝ご飯を済ませた後、10:30から天神のレンタルスペースを借りて勉強会開始!
少人数ツアーであるため、これまでの経歴やこれからやりたいことをそれぞれが詳しく話した後に、山下さんから
●福岡に移住する人が多い理由
●福岡のコワーキング事情
●福岡のコワーキングの特徴
などをスライドを用いてお話いただきました。
これがとっても分かりやすいんです!
市をあげてスタートアップ企業や起業家の支援に力を入れている福岡市のコワーキングスペース・シェアオフィスは、
1. 官民共同型
2. 地場企業と共同運営
3. IT系の中小企業が運営
4. 特徴型(デザイナー、猫、学生)
5. 自習に特化
に分類分けできるのだそう。
コワーキングスペースの数はとても多いですが、それぞれ目的や特徴がはっきりとしており、棲み分けができているため競合しないのです。
残念ながら今回は訪れることができませんでしたが、九州一学生が集まる天神仕事基地や、デザイナーやクリエイティブ職の人が集まるリトラシェアオフィスなど、本当に色々なスペースがあるそうです。
(個人的に、リトラシェアオフィスさんのHPにある「ひとりじゃできない仕事の方が、たいていは、おもしろい。」というキャッチコピーがとても好きでした!)
5.コワーキング、ラボ、シェアオフィスに自習エリアも!「ヨカラボ天神」
勉強会を終え、5箇所目のコワーキングスペースヨカラボ天神へ。
以前山下さんが店長を務めていたスペースです。
トウセン天神ビルの9階という好立地。
コワーキングエリアだけでなくシェアオフィスエリアも併設されており、様々な企業が入居しています。
長時間作業に嬉しい、ドリンクバーの設置や
オーナーさんの趣味だというプラモデルの数々。
過ごしやすく、ユーモアのあるスペースです。
コワーキングエリア、シェアオフィスエリアの他にラボエリアもあり
3Dプリンターなどのものづくり機器が設置されていました。
ワンフロアですが、用途に合わせた複数のエリアに区切られており、とても作業が捗りそうです。
運営会社:株式会社オリノス(システム開発をメイン事業とする会社)
間取り:ワンフロア(とても広く、用途ごとにエリアが分けられている)
スペースの特徴:天神駅から徒歩4分の好立地ということもあり、コミュニティ重視ではなく設備の充実重視の運営に。
運営会社がシステム開発やWEB制作に強いため、ものづくり機器などの設置が充実しており、ラボエリアがあるのが特徴的。ラボエリアを利用したイベントなども頻繁に開催している。
会員の特徴:コワーキングスペースは、出張のついでやちょっとした作業のためにドロップイン利用で訪れる人も多い。
料金プランがかなり細かく分かれているのもヨカラボの特徴です。
会社員を対象とした平日夜/土日祝だけ利用のプランや、9:00〜14:00だけ利用できるモーニングプランなど、様々な人の生活スタイルに合わせてプランを作っているよう。
限られたスペースを多くの方に利用したいただくために、時間でプランを区切るというのは素晴らしいアイディアです。
・コワーキングスペース:1時間500円(以降30分ごとに250円)/1日利用1,500円
とドロップイン利用もお得。
料金体系が本当に細かく分かれているため、詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。
シェアオフィスエリアは24時間利用可能いうのも、スタートアップ企業にとって嬉しいポイントです。
6.官民共働型スタートアップ支援施設、廃校を有効活用した「fukuoka growth next」
ヨカラボ天神の後にお昼を食べ、自由解散。
飛行機の時間がある人は帰り、残った人たちでやって来ました「fukuoka growth next」。
福岡市、福岡地所、さくらインターネット、アパマンショップホールディングスが共同開設している、廃校を利用した官民共働型スタートアップ支援施設。
●誰でも無料で利用できるコワーキングスペース「スタートアップカフェ」
●デジタルファブリケーション、電子工作、アクセサリーづくりなどのものづくりができる「GOODDAY FAB DAIMYO」(minne
とコラボレーション)
●カフェ「ハニー珈琲」
●スタンディングバー「awabar」
●CAMPFIREを始めとする、これからの時代を創るベンチャー企業
など、様々な企業や店舗が併設されています。
スタートアップカフェでは、無料で事業立ち上げの相談などにものってくれるそう。
小学校の跡地なので、入居している企業は教室ごとに分かれており、とてもお洒落。
グルっと回った後に、ハニー珈琲で一息つきながら、今回のツアー参加者である外狩くんが「大淀町でどんなスペースを立ち上げ、どのように運営すれば良いのか」2時間ほどみんなでひたすら話し合いました。
CCラボは、「メンバーが地方で挑戦したいこと」に、できる限りコミットします!
7.チームラボも入居!天神駅直結PARCO内の「The Company」
空港へ向かう最後の最後まで、コワーキングスペースを巡ります。
訪れたのは、天神駅直結のPARCO内に新しくできたというThe Company。
ベンチャー企業やショップも入居しており、チームラボやpixivの名前も。
オフィスエリアは見ることができなかったのですが、フリー席はカフェの隣にあるということもあり、とてもお洒落。
さらに、中規模イベントなら余裕で開催できる、イベントスペースもありました。
(ペチャクチャナイトの福岡映画部の石渡さんは、ここで上映会を開いたと話していました。)
運営会社:株式会社Zero-Ten Park
間取り:ワンフロア(とても広く、用途ごとにエリアが分けられている)
スペースの特徴:天神駅直結。PARCO内という超好立地。
そのため、チームラボやpixivなどの有名ベンチャー企業もこぞって入居している。
会員の特徴:ITスキルが非常に高いベンチャー企業が集まっている。同じフロアにカフェもあるため、個人での長時間のドロップイン利用はあまりなさそう。
料金プランは以下のように。
フリー席:月額20,300〜30,300円
2名固定席プラン:月額59,300円(365日24時間利用可能)
4名固定席プラン:月額99,600円(365日24時間利用可能)
ドロップインプラン:1時間500円/1日1,500円
※月額会員の場合は、その他入会費用などがかかります。
独自のSNSを開発し、運用しているというThe Company。
福岡のスタートアップを盛り上げる、大切な拠点となりそうです。
面白い人と繋がりやすく、スキルの高い人が多い!最強の地方都市「福岡」
合計7箇所のコワーキングスペースを巡りに巡り、無事福岡コーワキング巡りツアーが終了しました。
今回のツアーで感じたことは
●東京に比べると人口が少ないため、イベントや新しいビジネスを起こす際に、目的に沿った人と繋がりやすい。
とはいえ、地方に比べると若い人も多いため、熱意のある人や高いITスキルを持った人が多い。
●家賃が安いため、スペース運営やイベント開催がしやすい
●自分の「好き」や「やりたいこと」に全力で向き合っている人が多く、コミュニティの質が非常に高い
●コワーキングスペースの棲み分けがしっかりとされているため、新しいスペースができても競合しない
ということ。
福岡に住む多くの人が「人の多さや暮らしやすさが丁度良い町」とおっしゃっていました。
2日間でこれだけのことを学べるCCラボツアー。
次回は9月16日(日)〜17日(月)、CCラボ2期ローカルビジネス開拓コースのゲスト講師で、新卒で札幌ゲストハウスwayaを立ち上げたRioくん(合同会社Staylink創業者)と一緒に、札幌wayaツアーを開催します。
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<ツアー内容>
●wayaの見学&宿泊
●商店街の理事長山田さんと一緒に商店街を見学
●Rioさんの経験を元にしたローカルビジネスのマーケティング講座
●地域のキーパーソンたちとの交流飲み会
●地域ビジネス立ち上げワークショップ
オープン前のDIYには200人以上が参加したというwaya。スペースを立ち上げる前からやっておくべきマーケティングについて、立ち上げ後のビジネス展開など、Rioくんの経験に基づいた貴重な講座を受講することができます。
ゲストハウスの立ち上げ・運営に興味がある方、ローカルビジネスをグロースさせるためのマーケティングを学びたい方にとってかなり有意義で面白い内容になっているのでぜひ!
ツアーで多くの方とお会いできるのを楽しみにしています♪