オウンドメディアの企画・運営やスペース運営が好きな会社、株式会社Ponnufです。


hito

2017/07/16

プロ無職”るってぃ”はコミュニティプロデューサーに生まれ変わる

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こんにちは。Ponnufの山口(@ikechan0201)です。
「世間がまだ知らない魅力あるモノを届けたい」と思いながら、自社サイト(メディア)でもあるPonnufの運営をしています。
ただ「より丁寧に大事に届けたい」と思うあまりに筆が進まず不定期更新ですが、末永くお付き合いください。
 

さて、今日は「プロ無職」という変わった肩書きの住所不定26歳男性の話。

みなさんは「プロ無職」と聞いてどう思いますか?

私は「プロ無職ってなんだよ、ふざけた肩書きだな」と出会う前までは思っていました。
※出会った後でも、いまいちピンと来ない肩書きだなと思っています

プロ無職と名乗っているのは、肩書き同様で何をやっているのかいまいちピンとこない「るってぃ(@rutty07z)」。
確実に間違いない情報としては、住所不定で26歳男性でブログはやっている、ということ。

■プロ無職るってぃ運営のブログ『ここから!』
 

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そんなるってぃとの出会いは、2016年の年末にあった金谷のコワーキングコミュニティ「まるも」での企画。
『初対面の男性とデートしたら甘酸っぱさ全開のメリクリが待っていた』
※るってぃがデートしたわけではなく、デートした男性の友人としてやってきました

たった1日の滞在でしたが、まるもを気に入ってくれたのか、その後も定期的に足を運んでくれるようになり、最近は2017年5月にオープンしたいすみ市大原のコワーキングコミュニティ「hinode」にもよく来てくれています。
 

ただ、るってぃの面白さや魅力は実際に会ってみないと分からないし、ネット上の情報では全然伝わっていないと思うのです。
だって、プロ無職ですからね。インパクトはあって覚えやすさはありますが、無職でもないし、別に面白くないじゃないですか。

このままじゃただの変人で誤解を受けるよな、と思い、勝手ながら”るってぃ”の魅力を全力で伝えようと思ったのです。

結局るってぃは何をしている人なんだ

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さて、本題になりますが、まずは自称プロ無職の”るってぃ”がやっていることを紹介しましょう。
本人のプロフィールや最近の活動から抜粋してお伝えします。

  • Airbnb特化ブログ「エアログ」の運営
  • ゲストハウスの運営
  • 20代の本気で行動したい人向けのオンラインサロン「ヤるサロン」の運営
  • 旅力向上のためのサロン「旅力向上サロン」の運営
  • ヨーロッパ視察のためのクラウドファンディング活動
  • クラウドファンディング普及のためのイベント企画や活動
  • 「発信力向上セミナー」などイベント企画/運営やゲスト登壇
  • ブログ「ここから!」の運営
  • ブログコンサルティング
  • 代々木のパン屋の運営サポート

 

ね、プロ無職じゃないでしょ。ばりばり働きまくっているじゃないですか。

無職の定義ってなんだ、という話になりますが、確かに既存の職業には当てはめるのは難しいので「職業不定」という表現なら正しいかもしれません。あえて挙げるならば「フリーランス」という言葉になりますが、本人の意識として稼ぐ気でやっているわけでは多分ないんですよね。

自分が楽しくてやりたいことをただやっているだけ。遊びに近い感覚なんでしょう。

だから、収益が出ることが前提の仕事として事業に取り組むフリーランスはピンと来ないんだと思います。
職業不定で稼げないこともたくさんやっていて、ただ好きなことを本気でやっていると稼げてしまう。だから、プロ無職なんでしょう。
 

「プロ無職という肩書きなんて捨てろ」と思ってこの記事を書いていたんですが、プロ無職という肩書きも悪くないですね。

Airbnbのプロでは留まらない。今の自分を捨て前に進める強さ

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以前からるってぃのことを知っている人だと、「Airbnbやシェアリングエコノミーに詳しい」という印象もあるかと思います。

実際に、昨年やっていたイベントやブログでの発信でも、Airbnbやシェアリングエコノミーの話は多かったですし、そういったことから仕事に繋げていたので「Airbnbのプロ」と認識していました。

ただ、今年2月にるってぃを招いて行ったトークイベントで印象的だったのは、
「”Airbnbに強い”というブランドで動かず、コミュニティづくりを今後していく」
という発言。

「Airbnbに頼らず、むしろ捨てちゃうんだ」と。感覚的に面白いと思った反面、それでやっていけるのか、とも思いました。
ただ今ではAirbnbはるってぃを形成する要素の1つに留まり、自分自身の枠組みを広げて動いています。
 

Airbnbに強いことで相談や仕事依頼が来ていて、まだまだ盛り上がる業界だし、その道でもやっていくことはできたと思うんですね。
それでも、そのブランドに固執することなく、自分自身がよりやりたい方向へと進める「思い切りの強さ」「実現する行動力」

これこそがるってぃの魅力であり、変化のスピードがどんどん早まる今の社会だからこそ、より目立って輝くんだなと。

るってぃが本気で動くとコミュニティが生まれる

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今年冒頭にるってぃが言っていたことがどんどん形になっていて、着実に未来が現実になっている気がします。

るってぃが精力的にやっている活動の1つとしてオンラインサロン「ヤるサロン」があります。
これもまたふざけたネーミングのように見えますが、サロンのコンセプトを一言で上手く表していて秀逸ですね。

ヤるサロンを簡単に説明すると、20代で本気で挑戦したい/活動しているメンバーで、知識/ノウハウを情報交換したり、案件を共有したり一緒に仕事するなど、様々なジャンルにメンバー全員で取り組んでいるオンラインサロンです。

このサロンの現時点での成果や今後はひとまず置いておき、精力的に活動している20代が100人以上集まっていて、サロンを起点に活動が生まれていて、1つのコミュニティが出来ているんですね。
 

旅コミュニティも作り始めた

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他にも最近だと、いすみのコワーキングコミュニティhinodeで旅イベントをやろうと話が始まり、旅に興味ある人で集まって話をしていて、今までhinodeにはなかった旅コミュニティが生まれつつあり、るってぃがいることでそのコミュニティが今後大きくなり、盛り上がりそうな予感があるんです。
 

もう1つ例を挙げると、クラウドファンディングのコミュニティというと大袈裟過ぎますが、クラウドファンディングに挑戦した人たちでクラウドファンディングをやる企画をしています。
『クラウドファンディングについて熱く語るイベントを開催したい!』

「クラウドファンディングでの横の繋がりってあまりないよな」、と思い、そういった横の繋がりを作っているのも興味深いです。

自分自身が持つ要素を周囲と上手く絡めて「コミュニティ形成」へと繋げていて、るってぃの本領が垣間見れます。

秋元康を超える名プロデューサーになればいいんじゃないか?

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るってぃはこの先どうなるんでしょう。

今までのるってぃは、自分を先頭に立て自分自身をプロデュースする形でコミュニティを作ってきています。
先ほど挙げた通り「ヤるサロン」「旅力向上サロン」など。

ただ、るってぃが出せる要素にも限りはあるし、るってぃ自身の行動量/キャパシティにも限界はある。
 

いよいよ次の段階としては、「自分とは別の誰かを先頭に立てたうえでコミュニティを作っていく」ときなんじゃないかと思っています。

その片鱗は既にあって、ヤるサロンはプロブロガーのあんちゃとの共同運営ですし、クラウドファンディング企画も3者でやっていて、決して個人でコミュニティ運営をしているわけでは現時点でさえ最早ないんです。

「なんだか面白いコミュニティが出来上がっている・・!」と思ったらその背後に”るってぃ”がいた。
ってなんだか格好良いし、相当なやり手じゃないですか。
 

まさにAKB48やその他大物歌手をプロデュースした秋元康のよう。
秋元康レベルなんてハードルを相当上げていますが、26歳当時の秋元康は放送作家から作詞家へと幅を広げ知名度が上がった段階で、まだプロデューサーとしてはそこまで活躍していませんでしたからね。まだまだこれからです。

秋元康さんの場合、人(歌手)を音楽でプロデュースするのが主ですが、るってぃの場合は「人に限らず地域やサービスをコミュニティでプロデュースしている」と思うのです。
 

拠点を日本全国の田舎だけでなく海外にも足を運んでいて、最先端の技術やトレンドにも意識が高く、今に踏み止まらない思い切りの強さと行動力がある、るってぃ。
今後の未来を予想するなんてできないし、他人が予想するなんておこがましい話ですが、今後もっと面白いことを仕掛けてくれるんじゃないかと期待してしまうのです。

プロ無職からコミュニティプロデューサーに生まれ変わる

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プロ無職という怪しげな肩書きのるってぃの魅力が少しでも伝わればと思ったのですが、るってぃの面白さや可能性は伝わっているならなにより嬉しいです。

読んでいただいて分かったと思うのですが、見ての通り無職でもないし、プロ無職から肩書きを変える時期ではないでしょうか。
いや、プロ無職も悪くないと思うんですけどね。

ということで、新しい肩書きは”コミュニティプロデューサー”でどうでしょう?
 

“るってぃ”といつかやりたい10のこと

・町づくりを一緒にやる
・世界の面白い都市を開拓する
・新しくコワーキングコミュニティを立ち上げる
・光る原石的人材を発掘し採用する
・まるもでトークイベントをする
・田舎フリーランス養成講座を運営する
・フリーランスやブロガーを集めて地方旅行を企画する
・中学校をつくったときに教育プログラムを考えてもらう
・金谷の新合宿施設のプロデュース案を考える
・金谷やいすみメンバー含めみんなで小旅行
 

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